会津藩家老・萱野権兵衛の屋敷跡にあることからその名の付いた、そば店「蕎八 かやの」。
「そばはそば屋で修業しないと、お客さんからお金をもらえるそばにはならない」
と語る店主の佐藤英寛さんは、市内のそば店「桐屋」で６年間修業し、平成21年に同店をオープンさせた。
「うちは“極端なそば”しか作ってないんです」
と言うように、「更科そば」や、そばの実を石臼で粗めに挽いた「石臼荒挽きそば」など、こだわりの味を提供している。「石臼荒挽きそば」はモチモチとした食感で、噛めば噛むほどそばの風味が鼻から抜け、そば好きにはたまらない逸品だ。
「背伸びせず細く長くこの商売を続けていきたい」
と真摯に話す店主がもてなすそばを、ぜひ味わってみては。（信）
〒965-0873
会津若松市追手町5-34
電話：0242-27-0825
営業時間：AM11:30～PM7:30 木／AM11:30～PM3:00 土日／祝AM11:00～PM7:30
定休日：不定休
収容人数：24人
駐車台数：6台
■主なメニュー
更科ざるそば 700円
荒挽きざるそば 850円
荒挽き鴨ざるそば 1,350円
鯉の天ぷら 500円
（財界ふくしま2014年1月号掲載）
