財界ふくしま6月号、発売

財界ふくしま6月号、発売

■インサイドレポート
会津若松の新ごみ焼却施設問題―
業者への便宜を働きかけた議員の背後に〝大物の影〟

約300億円を掛けて整備される会津若松地方広域市町村圏整備組合のごみ焼却施設を巡り、入札過程で特定業者に便宜を図る働きかけの恐れがあるとして内部調査を進めていることが明らかになった。この受注業者選定に絡み、非公開となっている選定委委員会の資料を第3者に閲覧させたとして、会津若松市の建築課長が懲戒処分を受けるなど、政と官への疑惑の目が向けられれている。

■深層レポート
矢吹町議会・百条委「野崎前町長告発」の舞台裏
なぜ前町長らは証人喚問を頑なに拒むのか?

4月13日、矢吹町議会の百条委員会が、2度に渡り証人喚問への出頭要求を拒否した野崎吉郎前町長と藤田忠晴前副町長の2人を福島地検に告発。同地検は16日、告発状を受理した。本誌は、同委員会がなぜ前町長らの告発に至ったのか?また、なぜ前町長らは証人喚問を頑なに拒むのかについて、同委員会設置から現在に至る経緯を改めて取材した。

■追跡レポート
7月の西会津町長選で再選確実の薄友喜町長に不満噴出
道の駅で笠間―田中ラインが〝駅長追放〟を画策か!!

■トップインタビュー/小野寺智勇常磐共同ガス㈱代表取締役社長
地域密着の総合エネルギー企業
ナンバーワン目指す志を承継

■特別インタビュー/白石高司田村市長
市民の声に耳を傾け公平・公正な市政運営を

■編集長インタビュー/菅野孝太郎 こころネット㈱代表取締役社長

未来へのトランスフォーメーションで、新たな価値創造へ
少子高齢化とコロナ禍に適切な施策を講じていく

ジャスダック上場企業のこころネットでは、4月1日から齋藤高紀社長が代表取締役会長となり、菅野孝太郎副社長が代表取締役社長に就いて新たな経営体制を始動させた。同社は冠婚葬祭や石材業を中核とする企業グループの純粋持株会社であり、冠婚葬祭事業は構造的課題である少子高齢化に加え、昨年からのコロナ禍で事業環境が厳しさを増している。任期途中で経営トップに就いた菅野社長に、更なる企業価値向上に向けた経営戦略を聞いた。

■特別掲載〈第2回〉部門間対話企画
吉村作治東日本国際大学総長(イスラーム研究部門部門長) 
長谷川奏東日本国際大学客員教授(イスラーム研究部門) 
作家・村上政彦氏
脳科学者・中野信子氏
城山陽宣東日本国際大学准教授(現代儒学研究部門部門長)
倉田 貢東日本国際大学教授(西洋哲学研究部門部門長) 
三浦健一東日本国際大学准教授・東洋思想研究所主任研究員

「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」後編

東日本国際大学東洋思想研究所では2017年度から現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門の4研究部門体制となり、活発な研究・教育活動を展開している。そこで、本誌は4研究部門の取り組みについて3回にわたり掲載する。第2回は「人間力を鍛えよう」について、「なぜ人間力が大切なのか」、「性格は変えられるのか」、「仕事と恋愛にどう向き合っていくべきか」、「夢を実現するために求められること」の4つのテーマを中心に語っていただく。

■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第67回】
治水の歴史から学ぶ、水害対策の一試案
知野泰明 日本大学工学部土木工学科准教授

■特別連載⑦
提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一

■特別連載④
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
会津人の軌跡 高嶺秀夫伝

■ざいかい短信
・〝混乱と非難〟相次ぐ「ワクチン接種」
・現職引退も静かな会津坂下町長選


2021年04月30日