財界ふくしま12月号、発売

■検証レポート
厚労省の唐突な公表に8病院の地元が猛反発!?

今後は民間病院の再編・統合が本格化する―

厚生労働省が全国の公立病院や公的病院のうち、424病院を再編・統合の必要があると公表した。県内でも8つの病院が名指しされ、関係する自治体から唐突な公表への驚きとともに、反発する声が上がっている。厚労省が、遅々として進まない地域医療計画に業を煮やして見せしめで実名公表を行ったという指摘もあるほか、地域医療連携推進法人などによる政策誘導で、国による民間病院の統合・再編の動きも垣間見えてきた。

■追跡レポート
2年半前の建設業法違反問題で塙町・宮田町長が書類送検!
不起訴処分で幕引き?の情報も

本誌が2年半前に取り上げた塙町の「官製談合疑惑問題」で、棚倉警察署などが9月中旬、宮田利秀町長を福島地検に書類送検し、同地検が捜査を進めていることが判明した。本誌は書類送検の発端となった「定住促進住宅整備事業」の入札までの一部始終を振り返るとともに今後の行方を取材した。
  
■総力特集/議員選 当落完全予想
・棚倉町/無競争が有力だが展開次第で選挙戦突入も?!
・金山町/台風の目・新人坂内の大量得票で情勢が一変も…?!


■特別インタビュー/菅家一郎復興副大臣
地元の思いに寄り添い山積する課題に取り組んでいく

■特別インタビュー/星 北斗一般社団法人福島県医師会副会長
県民健康調査のデータを県民の健康づくりに

■特別インタビュー/上杉謙太郎代議士
未来の風評を止める活動に尽力

■特別インタビュー/長谷川敬一一般社団法人福島県作業療法士会長
医大の新学部設立に合わせ臨床実習生の受け入れ体制を整備していく

■編集長インタビュー/石田全史 日本青年会議所次年度会頭
社会課題の解決とより良い人材の輩出を目指す
世界と福島をつなぎ、感謝と復興への決意を発信していく

7月に日本青年会議所の第69代会頭に内定していた石田全史副会頭が、10月の全国大会で正式に次年度の会頭に就任することが決まった。政治・経済界へリーダーを輩出している日本青年会議所の会頭を本県出身者が務めるのは、初めてのことである。石田氏は、震災と原発事故の翌年に存続の危機にあった浪江青年会議所の理事長を務め、その後は日本青年会議所に出向するなどしてキャリアを積んできた。来年、青年会議所を卒業する40歳を迎えるに当たり、その集大成を会頭職に注ぐ石田次年度会頭に抱負を聞いた。

■緊急提言/國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)
交通法規の遵守を訴える

■特別連載
未来への提言①「国産材を生かす都市づくり」
國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)

■特別連載⑤/渋沢栄一 
星 亮一
幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家

■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第50回】高品質・良食味米の特徴と福島県産米の高位・平準化
新田 洋司福島大学食農学類教授

2019年11月05日