財界ふくしま5月号、発売

■検証レポート
相馬玉野メガソーラーが遂に工事着工!
相馬市と事業者間の「協定書」を全公開

2月中旬、長年にわたり建設・設置の反対運動が続いてきた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー建設が遂にスタートした。本誌は事業者が工事着工に当たって相馬市と取り交わした「環境保全に関する協定書」を全公開。工事着工後の様子とともに協定書の内容について取材した。

■インサイドレポート
会津若松観光ビューローがパワハラ処分裁判で〝敗訴〟
図らずも露呈した室井市長と新城理事長の確執

会津若松観光ビューローの幹部職員が2階級降格されたが、この処分の無効を訴えた裁判では、「降格処分は無効」とする一方で、パワハラ行為を認定する判決が出た。また、この一連の背景には、会津の観光事業を巡る室井市長と新城理事長の長年に渡る主導権争いも垣間見えてきた。

■福島市の小学校いじめ問題
市教委と第三者委の重大事態の認識はなぜこんなに違う?
もしわが子が深刻ないじめに悩んでいたら…

学校のいじめの対応に不十分な点はあったが、担任教師の言動にも不適切な事実は確認出来ず、いじめ重大事態には当たらない。その教育委員会の判断を福島市いじめ問題対策委員会が覆した福島市の小学校で起きた「いじめ重大事態」は、その2つの調査主体で見解が分かれた。本誌では学校と市教委がまとめた「いじめ調査結果」を関係者から独自入手し、そのプロセスを辿っていくと、様々な疑問が浮かんできた。

■追跡レポート
福島市の山沿いに続々と立ち並ぶメガソーラー
二次災害の補償、その先のエンドステートは?

2月中旬、長年にわたり建設・設置の反対運動が続いてきた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー建設が遂にスタートした。本誌は事業者が工事着工に当たって相馬市と取り交わした「環境保全に関する協定書」を全公開。工事着工後の様子とともに協定書の内容について取材した。

■検証レポート
塙町議会・定例会で「5000万円貸付」の経緯が明らかに!
新庁舎建設費は15億5000万円が28~29億円?

3月8日から16日まで開かれた塙町定例会で、(株)塙町振興公社が借入金の上限変更を決定する前に貸し付ける側の塙町が5000万円の貸付を計上し同町議会が採択していた事実が改めて明らかになった。更に、同町議会は2月中旬の全員協議会で町執行部から新庁舎の建設費について従来の15億5000万円から約2倍近い28億~29億円の数字を提示されていたことも判明した。本誌は定例会の様子とともに宮田町政の是非を取材した。

■市町村議選当落完全予想
・伊達市/有力新人の出馬で現職も戦々恐々?
・田村市/定数2減で大混戦は不可避か


■特別インタビュー/中島孝「生業を返せ・地域を返せ!」福島原発訴訟原告団長
最高裁決定を受け、国に「救済法」制定を求めていく!
東京電力の上告を棄却!中間指針上回る賠償額

■特別インタビュー/菊地健治一般社団法人福島県介護支援専門員協会長 
コロナ禍の介護サービスで「人とのつながり」の大切さを実感

■特別インタビュー/須田博行伊達市長
雇用と教育・子育てを充実させ若者の移住促進を図る
〝若者向け〟の店だからこそ若者の雇用も生まれる

■東日本大震災・福島の11年/特別メッセージ
小野利廣県建設産業団体連合会長
轡田倉治県商工会連合会長
遠藤智県町村会長

■連載⑦ふくしまから地球文明の未来を
ふくしま人の生き方と風土を考える[Ⅱ]
―五人の政治家の生き方にみるふくしま人の人生哲学(中)―
「誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり」(『中庸』)

「渡部恒三・増子輝彦・若松謙維」を語る
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授

■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第75回】「再生可能エネルギー先駆けの地」福島のサステナブルな社会に未利用熱エネルギーの有効利用で貢献
田中三郎 日本大学工学部機械工学科サステナブルエネルギー研究室准教授

■連載/世界のフクシマ県人会
佐藤栄二メキシコ福島県人会長

■ざいかい短信
・町を二分する激戦必至の南会津町長選
・昭和村長選/「継続」の舟木が再選へ

2022年04月01日