財界ふくしま2021年2月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

     750円(税込)

 


■深層レポート

念された“医療崩壊”が現実に
ステージ4「爆発的な感染」で福島市が“緊急警報発令”―

現在、県全体で新型コロナに感染した患者を受け入れ得る病床数は469床確保されている。12月に入ると、福島県全体でも約半月余りで390人の感染者が確認された。クラスターが発生した福島市ではステージ4に入ったが、医療関係者によると確保病床数と実際に入院可能な病床数との間に差があるため、実際には県全体でも非常に逼迫した状況にあるという。


2021郡山市長選③
川前出馬で品川・勅使河原との三つ巴!?
自民分裂で選挙情勢は“混沌”に

旧冬、来年4月の郡山市長選をめぐる出馬表明が相次いだ。焦点は「自民党が候補者の一本化を図れるか否か?」だったが、勅使河原、川前が相次いで出馬を表明したことで「自民分裂」が色濃くなり、三つ巴の情勢は混沌となりつつある。本誌は月号に引き続き水面下での各陣営の動きを取材した。

■追跡レポート③
倒産から7カ月、疑惑解明にはほど遠い西郷観光(キョロロン村・ちゃぽランド西郷)の現在

高橋西郷村長の「総括」はいつになるのか?

西郷観光の倒産から約7カ月、キョロロン村とちゃぽランド西郷の今後について高橋廣志西郷村長からはいまだ方向性が示されず村民の間から行政への不信の声が上がっている。そんな中、旧冬の同村定例会では本誌が新年号で指摘した疑惑を村議の一人が高橋村長に投げ掛けた。


■市町村議選当落直前予想/双葉郡双葉町
有力新人の出馬で現職危うし?


「財界ふくしま」創刊50年記念 新春特別対談/
内堀雅雄 福島県知事髙橋豊彦 ㈱財界21代表取締役社長(月刊「財界ふくしま」発行人)
Withコロナ時代の地域社会と地域経済の再生を考える

内堀知事と2021年の福島県を展望する

弊誌は創刊時から日本列島改造論に通底する地方自治体のあり方について提言してきた。昨年に世界を覆ったコロナ禍は、中央集権型行政システムと東京一極集中のリスクを顕在化させた。そこで弊誌では、震災と原発事故から10年の節目に当たる年頭に内堀雅雄知事と2021年の福島県を展望する特別対談を企画し、アフターコロナを見据えた地方創生の推進に掛ける思いを語って頂いた。(令和2年12月11日収録)


■新首長に聞く/引地真伊達郡国見町長

町民・行政・議会が一体となったマチづくりへ


■新首長に聞く/渡部勇夫只見町長

町民一人ひとりに活躍の場がある元気なマチに


■特別インタビュー/木幡浩福島市長
福島らしさを生かした県都の新ステージへ

木幡浩福島市長に県都の復興と再生を聞く


■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
中村和樹 日本大学工学部情報工学科准教授 

【第64回】リモートセンシング技術がもたらす地球環境と福島の未来


■特別連載④/提督山本五十六 その栄光と挫折

星 亮一


■特別連載①/会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿


■ざいかい短信
・双葉町長選/現職・伊澤の3期目突入が濃厚
・川俣町長選/現職・佐藤の2期目に挑む候補者とは?

2020年12月04日