財界ふくしま2021年3月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

     750円(税込)

 


■インサイドレポート

下郷町議会 副町長、町議を問責決議した理由に“あ然”!!
“政治資金規正法・公職選挙法”違反の疑い

昨年の下郷町の12月議会で玉川一郎副町長と星能哲町議に出された問責決議案が可決された。星町議は議会だよりの作成のために録音していた音声データを後援会だよりに流用し更に自身の後援会が無届けであったことも判明している。玉川副町長については議会の広報委員会が編集した記事を町執行部の都合で修正し、広報委の運営に不当に関与してきた経緯がある。また、12月議会では「道の駅しもごう」の指定管理者にコロナ交付金を使った補正予算1970万円を計上するなど、慢性的な赤字経営への批判も高まっている。


田村市長選情勢
「現・新一騎打ち」だが問われる現職・本田の「公選法違反疑惑」への対応?
“ケジメなき再出馬”に市民からは批判噴出!

2カ月後に迫った田村市長選は現職と新人による一騎打ちの様相を見せている。だが、市民の間からは昨年12月に発覚した現職の「公職選挙法違反疑惑」への対応について、「責任を取らず、ケジメを付けることもなくウヤムヤのまま出馬するのか?」との批判が日ごとに強くなっている。「県警が捜査を進めている」との噂も漏れ伝わっている中、果たして今後、同市長選はどのような展開を見せるのか?
本誌は1期4年の本田市政の評価とともに現在の選挙情勢を取材した。

■検証レポート
県都の駅前交流・集客拠点施設の勝算は?

来年から総額265億円の公共施設再編ラッシュへ

福島市では築50~60年となった公共施設の再編整備を進めている。このうち、木幡市長の公約に合致し、最も戦略的で投資的事業となるのが福島駅前交流・集客拠点施設だ。大規模コンベンションの開催が可能なこの施設は、衰退する一方の駅前の再生を賭けた再開発事業と並行して進められている。市内にある公共施設の多くが低い稼働率に留まる中、果たしてどのような施設運営が望まれるのだろうか。


■小野町長選直前情報
小野町長選直前情報 激戦必至!僅差での決着か?

現時点では自民系の現職と新人の一騎打ち

3期目を目指す現職と元議長の新人との一騎打ちとなっている小野町長選。告示まで約1カ月、「8年前の因縁」も囁かれる中、本誌は自民党支持者が分裂し激戦が繰り広げられている選挙戦の情勢について取材した。


特別インタビュー/三保恵一二本松市長
文化観光施設を拠点に市内観光の底上げを目指す

岳温泉にも交流広場を整備


■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長

若い人に選んでもらえるマチづくりへ

全国初の試みでベンチャー企業をサポート


■新首長に聞く/渡部勇夫只見町長

町民一人ひとりに活躍の場がある元気なマチに


■特別インタビュー/増子公夫㈱共和建商代表取締役会長
コロナ禍の中、「進盟ルーム」で免疫力アップを!

感染症の恒久対策としての活用も


■2021インタビュー/三品重利㈱アグリテクノ代表取締役社長
ブランド卵やチルド飲料などの独自性商品でファンを増やす
「生産」と「販売」の縦割りをなくし、部門間の交流が出来る組織づくりを


■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
林 薫平 福島大学農学群食農学類農業経営学コース准教授 

【第65回】福島の次の10年―森林・里山・循環をどう取り戻せるか


■特別連載⑤/提督山本五十六 その栄光と挫折

星 亮一


■特別連載②/会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿


■特別対談/石井正三東日本国際大学健康社会戦略研究所所長・

内田広之東日本国際大学地域振興戦略研究所所長

いわきの医療・人材育成・地域振興を見据えて

東日本大震災と福島原発事故から間もなく10年を迎える。(学)昌平黌・東日本国際大学は、この災害の現場から最も近い大学として、
いわき市を含めた地元にどう貢献出来るかを様々な角度から追求してきた。同大学の石井正三健康社会戦略研究所所長と内田広之地域振興戦略研究所所長に、いわきの医療と人づくり、地域づくり、そして地域連携や危機管理について大いに語り合って頂いた。


■ざいかい短信
・新校名「須賀川創英館」に地元が猛反発!


2021年02月04日