財界ふくしま2019年7月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

     730円(税込)

 


■会津若松市長選レポート

告示まで2カ月を切った会津若松市長選
土壇場で急浮上した4Mの1人は出馬するのか!!

衆参同日選挙で情勢が大きく変わる可能性も…


市長選まで残り2カ月となる中で現職の室井照平と市議の阿部光正が立候補を表明しているが、最も有力な対抗馬と目されていた吉田恵三市議と目黒章三郎議長の出馬断念で、今回の市長選は室井と阿部の一騎打ちの公算が高まった。ただ、情勢は流動的で予断を許さない。また、安倍首相が衆院の解散を匂わすなど、にわかに参院選との同日選も可能性も出てきた。衆参ダブル選挙に市長選となれば、これまでの衆院4区の選挙事情が大きく様変わりするのは間違いない。


■白河市長選レポート

〝対抗馬〟の噂はあるものの、現時点では鈴木の4期目突入が濃厚!?
市民からは「無競争の弊害」を指摘する声も

6月30日告示、7月7日投票の白河市長選は、一部の市民から「無競争当選で現職の独裁は一層、激しさを増す」との指摘も聞かれるが、現時点では現職・鈴木和夫の無競争による4期目突入の可能性が日増しに強まっている。本誌は約3週間後に迫った選挙の情勢を取材するとともに、改めて鈴木の市政運営について検証した。


総力特集/首長選議員選当落完全予想

●首長選
・平田村…〝沢村優位〟だが形勢逆転の可能性も?
・猪苗代町…盤石な態勢で現職の3選確実!!
・磐梯町…実力者の協力も見込まれる新人佐藤の当選確実!?
・柳津町…町を二分しての激しい競り合いに

議員選
・福島市…無投票ムードも漂い現職全員当選の楽観論も
・本宮市…定数割れの無投票は回避されるか
・白河市…新人の大量出馬で〝大混戦〟に!
・磐梯町…低調ムード漂うも実戦突入はあるか?
・西会津町…有力新人の出馬で現職も危うい?
・昭和村…無投票の可能性も選挙戦になれば一転激戦に


新首長に聞く/星明彦檜枝岐村長

檜枝岐らしさを生かした観光戦略を
無投票で初当選を果たした星明彦南会津郡檜枝岐村長


インタビュー大島幸一福島県生活環境部長
復興・創生の大前提となる境回復の取り組みを着実に


インタビュー小野栄重いわき商工会議所会頭

いまある物やつながりを生かし末来を見据え次の種を蒔く時期


特別インタビュー/竹之下誠一公立大学法人福島県立医科大学理事長兼学長
仮称・保健科学部を通した健康増進モデルで地域活性化を目指してい


集長インタビュー金子與志人 福島日産自動車㈱代表取締役社長
EVと東北最大の店舗網という強みを磨く
将来とも市場責任を果たせる企業であり続ける

4月1日に福島日産自動車と日産サティオ福島が合併し、東北最大の店舗網と従業員数を誇るディラーが誕生した。今回の合併は店舗のネットワーク体制の充実と経営基盤強化で競争力を高めるとともに、日産が優位性を保つ電気自動車の需要を更に拡大させることにある。人口減少などにより国内自動車需要の先細りが想定される事業環境にあって、地方のディラーの持続可能性と新たなビジネスモデル創出への意欲を聞いた。


首長インタビュー/石森春男玉川村長
新しい感覚をもって「進取果敢」に攻めていく
無投票で4選を果たした石森春男玉川村長


■首長インタビュー/岡部光徳古殿町長
「行政経営」の視点で人口減少時代のマチづくりに挑む
無投票で5選を果たした岡部光徳古殿町長


■首長インタビュー/矢澤源成三島町長
都会にはない町独自の魅力づくりを進めていく
一騎打ちを制し再選した矢澤源成三島町長


特別連載/森林は地球を守る宝物―再生への提言―
國井常夫元全国森林組合連合会代表理事会長(現・西白河地方森林組合長)

【最終回】未来へ向けた森林再生の取り組み


■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
長尾 光雄 日本大学工学部機械工科計測・診断システム研究室 教授
【第46回】歩行長寿は「ふくしま」から
―変形性膝関節症(KOA)の早期診断から眺めたロコモ予防の提言―


■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院

〈第21回〉カルテ開示に思う

2019年06月05日