730円(税込)
■県内養護老人ホームに緊急アンケート調査を実施!!
自治体運営の養護が〝措置控え〟(?)で大幅な定員割れ?!
何とも不可思議な待機者数ゼロの実態
介護保険サービスの利用や在宅で養護を受けることが困難な高齢者に対しては、自治体が職権をもって必要なサービスを提供する措置制度が存続している。しかし、自治体の中には措置費予算が確保出来ないなどの理由で「措置控え」をするところも出てきた。また、各養護施設とも「自立」の割合が低く、入居の長期化に伴い〝準特養化〟している。2025年には団塊の世代が全員75歳以上になるが、本県では介護人材が全国一不足している実態が明らかになるなど、高齢者福祉政策に数多くの課題を抱えている。
■追跡レポート
太陽光発電設置で南会津町議の暴走を行政が追認?!
行政と町議の〝馴れ合いの構図〟が明らかに
南会津郡南会津町で太陽光発電の設置をめぐり「町議が、町の条例を無視して勝手に公営キャンプ場内に電源室と電柱を建てた」との情報が寄せられた。本誌は、なぜ町議が暴走とも思える設置工事を強引に推し進めることが出来たのか?また、行政はなぜ、その行為を追認したのかを取材した。
■特別インタビュー
佐藤貞和JA福島ファーマーズ・マーケット連絡協議会長
農業振興で次世代を担う人材を育成していく!
2年以内には 総売上高100億円に
■特別インタビュー
本田哲朗福島成蹊中学校・福島成蹊高等学校長
偏差値・東北1位が実証する確かな学力と深みある人間形成
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ
菊地臣一 福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
【第5回】福島県の医療提供体制-構造的課題と原発事故後に生じた課題-
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
佐藤淳一会津中街道交流実行委員会委員長
【第6回】会津中街道三斗小屋口の戦い
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
島田邦雄福島大学共生システム理工学類教授
【第36回】イノベーションを福島から発信するために
■連載/ドクターGOの医療徒然草
(医療法人)健心会 えんどうクリニック院長 遠藤 剛
第10回 医師と患者さん③
■編集長インタビュー
村上由泰 ㈱カネボウ化粧品代表取締役 社長執行役員
感性のカネボウと理性の花王を融合させ、個性あるブランドをつくり上げる
中価格帯のビジネスモデルを大胆な改革へ
本県の須賀川市出身で、花王の執行役員を務める村上由泰氏が今年1月に傘下のカネボウ化粧品の社長に就任した。海外やインバウンド需要を取り込むなどして好調な化粧品業界にあって、花王グループの化粧品事業はこの商機を完全には掴み切れていない。花王とカネボウはそれぞれの事業体が独自の展開をして数多くのブランドを抱えているが、村上社長は就任後にブランドの選択と集中を決断。高価格帯と低価格帯をターゲットにしたブランド戦略を策定し、並行して販社体制の再編などの社内改革にも取り組んでいる。(聞き手/本誌編集長・板倉 崇)
■新首長に聞く
舟木幸一昭和村長
情報発信を強化し昭和村の魅力を世界へ
新人同士の一騎打ちを制した
舟木幸一昭和村長
4月22日投票で行われた昭和村長選は、馬場孝允村長が引退し、前村総務課長の舟木幸一氏と、前回に続き再挑戦した元村産業建設課長の渡辺稔雄氏による新人同士の一騎打ちとなった。「健康で笑顔あふれる村づくり」「魅力ある産業の村づくり」「つながる・広がる・安心の村づくり」「温故知新
教育の村づくり」を掲げた舟木幸一村長に就任の抱負を聞いた。
■首長インタビュー
遠藤栄作鏡石町長
笑顔と健康」「進化する」元気なマチをつくる
一騎打ちを制し3選を果たした遠藤栄作鏡石町長
任期満了に伴い5月27日投票で行われた鏡石町長選は、現職の遠藤栄作氏が新人で元町議の吉田孝司氏との一騎打ちを制し、3選を果たした。震災からの復興をはじめとした2期8年の実績を訴えるとともに、その更なる進化や、健康と福祉の充実を目指す遠藤町長に、3期目の展望を聞いた。